みんなでつくる博物館会議2010・感想

県職員さんとの距離が近くて、話そう・とり入れよう という意識の見える会議でした。たくさん意見を聞け、また県の構想も(とてつもなく抽象的でしたが)伺うことができました。
エンディングで広報が課題と仰っていましたが、その点は痛感。なぜかというと、参加者の大部分がサポートスタッフだったからです。サポートスタッフはどちらかといえば内側の人。スタッフのみを集めて聴取しても構わないのに…。県内の小中高校、大学には広報してるんでしょうか。連携を図りたいんなら、そこまで取り込もうとしないと。がつがつが足りないなぁ三重県、と思います。
私は一番聞きたかった図書館との連携について質問ができました。議論がなされていない、との回答で脱力しましたが。交流会時間に県職員さんにも直接質問したところ、トップの話はしているけれど、具体的な段階にまで及んでいない(考えてないわけじゃないんですよ、勿論)…などと仰っていました。さらに、県史編纂グループと博物館の持っている資料については、現段階ではデータの遡及入力も考えていないとのこと。それって…資料の独占でとてもとてももったいないです、とは申し上げましたが、予算がない、の一言で終わってしまいました。残念。
残念なことばかり書いていますが、会議の雰囲気はよかったです。反映しがたい夢のような意見もたくさんありましたが、新博物館の充実、という形で正当にフィードバックされることを望みます。一県民として。