出張というからには、きちんと研修もうけています。
NHKの中の人が講師としていらっしゃいました。ひとことでいうならば、NHKのサイトの広報です。NHKも学校のためにいろいろ改革してるんだよ、ということを紹介して戴きました。
理由:政策としての教育の情報化
3つの柱
1)情報教育(教科としての「情報」)
2)教科指導におけるICT活用
3)校務の情報化
NHKの行動:NHK for school
学習指導要領改訂、社会状況やメディアの変化に伴い、平成23年度から学校放送番組・NHKデジタル教材をリニューアル化。番組・デジタル教材・イベントなど学校向けの教育コンテンツをNHK for schoolとして括り、提供。
高等学校での活用
NHK for schoolで押しているものをご紹介戴きました。 #それぞれの番組のタイトルにリンクを貼っています。
導入としてイメージをつかみ、生徒の興味のきっかけにする。教科の中で映像でしか見られないものの特性を活かす。
→視聴覚機器が教室に整備されているなら、使う! とくに古典は時代背景の説明で時間を取ってしまうけれど、これはきっかり10分ですし。
学習に興味を持てない生徒にも見やすい工夫をしている。何らかの理由でドロップアウトし、再び学んでいる人や通信制の生徒を想定。これまでの講義型とは全く違うつくり。
→見てびっくりです。高校講座は学生の頃見たことがありますが、正直言ってつまらなく、普通に授業受けてたほうがましだ、と思ったことがあります。これはエンタテイメントの要素がたくさん。
就業10年目以内の若手に1週間はりつきで取材。うまくいかないときに悩む姿、それをどう解決するのかがドキュメントになる。仕事は一人ではなく、関係の中で成立していることがみえる。
その他の紹介
- NHKオンデマンド(教育現場で利用したいとの声があるが、まだ未対応。個人のみ)
- NHKティーチャーズライブラリー(著作権範囲内のものを教育現場に限り無料で貸し出すという例外的・画期的な制度)
- NHK戦争証言アーカイブス(これはきっと研究・図書館でも使える!)