2014年3月3日(月)「図書館総合展フォーラム2014 in 白河」の案内

開催が近づいて参りました。図書館総合展の運営協力委員をさせていただいていること、このフォーラムに関わらせていただいていることから、ご紹介をさせていただきます。

公式ページはこちらです。


今年はテーマを2つ設けています。地域の取り組みに学ぶもの、現在図書館で話題や課題になっているもの。それぞれ「東日本大震災と福島-震災後の情報提供」「オンラインデータベースの活用-その課題と可能性」です。東日本大震災を忘れず学ぶため、ということで3月に福島県白河市での開催となりました。
会場となる白河市立図書館は仙台駅、東京駅からは2時間以内、という立地です。東北・関東地方であれば日帰りも可能かと思いますので、ぜひ参加をご検討ください。

以下、内容をかいつまんで。

■名称:図書館総合展フォーラム2014 in 白河
■主催:図書館総合展運営委員会
■日時:2014年3月3日(月)10:30~16:30(レセプション含む)
■会場:白河市立図書館(福島県白河市
■対象:図書館関係者及び図書館に関心のある人(一般の方の参加も歓迎です)
■申込:https://prkcps.com/tosho2014/shirakawa
■内容:

・基調講演:南相馬市の情報提供支援について
      早川光彦(南相馬市立中央図書館 副館長)

・パネル討論1:東日本大震災と福島-震災後の情報提供
 ・司会:鎌倉幸子(シャンティ国際ボランティア会
            広報課長兼東日本大震災図書館事業アドバイザー)
 ・パネリスト:
  ・田中伸哉(白河市立図書館 館長)
  ・早川光彦(南相馬市立中央図書館 副館長)
  ・吉田和紀(福島県立図書館 専門司書)

・パネル討論2:オンラインデータベースの活用-その課題と可能性
 ・司会:岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社/プロデューサー)
 ・パネリスト:
  ・秋山栄二(読売新聞東京本社 メディア局データベース部)
  ・新出(白河市立図書館 副主任司書)
  ・田中政司(株式会社ネットアドバンス
                ビジネスセンター ゼネラルマネージャー)
  ・門間泰子(福島大学附属図書館 学術情報課主査(情報サービス担当))


■参加費:無料。
   但し東日本大震災支援のための募金箱を設置します。ご協力下さい。

■プログラム:
 10:00~10:30 受付
 10:30~10:40 開会挨拶、後援者挨拶
 10:40~12:00 基調講演:南相馬市の情報提供支援について(仮)
 12:00~13:30 お昼休憩兼ブース見学
 13:30~14:40 パネル討論1:東日本大震災と福島-震災後の情報提供
 14:40~15:10 休憩兼ブース見学
 15:10~16:30 パネル討論2: オンラインデータベースの活用-その課題と可能性
 16:30~17:20 館内見学 ※申込者のみ
 17:30~19:30 レセプション


他のサイトでもご紹介いただいています。


ここからはふんわりとした、思っていること。
2011年3月11日、私は三重で教員をしていました。何か大変なことが起こっているみたいだけれどよくわからない。とりあえず生徒を無事に帰さないと。ああ、離島の子は海が荒れたら帰れないな。そんなことをぐるぐる考えて、地震のせいで少し早く帰れることに浮かれた生徒たちをなだめたり叱ったりしながら校舎を見回っていました。少し寒気がしていました。
あの瞬間にそういう思いをもっていたことを、私は忘れていました。今いる東海地方は何が起こってもおかしくないのに、それでも私は忘れてしまうんだ、と。横浜に出て、地震が頻繁にあって怖い思いをしたり、被害のことを教えていただいたり、調べたり。もう恥ずかしいというレベルではなく何も知らないんだ、ということを感じています。そして、皆さんがおっしゃる、続けること、伝えることがやっぱり大切で必要なんだろうと思いました。
拙いことを書いてご不快にお思いの方がいらしたら、申し訳ありません。ただ、私がフォーラムでお仕事させていただくことで、伝える、何か一助になれば、と思います。


さて。たくさんの方がいらしてくださいますように。