2014年7月11日(金)「図書館総合展フォーラム2014 in 新潟」の案内

図書館総合展の運営協力委員をさせていただいていること、フォーラムに関わらせていただいていることから、引き続きご紹介を。2014年の地方開催としては、これが最後となりました。次は2015年。早いなあ。

公式ページはこちらです。

テーマは「図書館のデジタル化」です。基調講演は東寺百合文書WEBのCC BYでの公開が話題となった京都府立総合資料館の福島氏、ご登壇は電子図書館に造詣の深い秋田県立図書館の山崎氏をはじめ、新潟県立図書館や新潟大学等の新潟県で資料を電子化・公開している機関、国立国会図書館大学図書館そして企業と様々な立場の方をお迎えしています。

今回は、7/10(木)に有志の方々による 妄想図書館「新潟の未来型図書館を思い描こう(PDF)」という前日イベントの開催が予定されています。さらに7/12(土)は運営委員会のコーディネートによる新潟市内の図書館見学を実施。フォーラムだけでなくイベントにも力が入っています。

■名称:図書館総合展フォーラム2014 in 新潟
■日時:2014年7月11日(金)
■会場:新潟県立図書館(新潟市中央区女池南3丁目1-2)
■主催:図書館総合展運営委員会
■共催:新潟県立図書館
■参加費:無料
■内容:
・基調講演:京都府立総合資料館のデジタル化戦略
                   -アクセス保障の次をめざして-
 講師:
 ・福島幸宏(京都府立総合資料館 庶務課新館担当)

・論点整理:図書館のデジタル化-その現状と課題
 講師:
 ・山崎博樹(秋田県立図書館 副館長)

・パネル討論1:資料のアーカイビングとその活用
 司会:
 ・山崎博樹(秋田県立図書館 副館長)
 パネリスト:
 ・上村陽子(新潟県立図書館 副館長〈業務第1課長〉)
 ・小坂 昌(国立国会図書館 利用者サービス部サービス企画課 課長補佐)
 ・原田健一
  (新潟大学人文学部 教授/「地域映像アーカイブセンター」 センター長)
 ・福島幸宏(京都府立総合資料館 庶務課新館担当)

・パネル討論2:電子書籍サービスの展望と課題
 司会:
 ・岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社
                     代表取締役/プロデューサー)
 パネリスト:
 ・有本教子(新潟県立図書館 業務第1課課長代理)
 ・鈴木秀樹新潟大学 学術情報部 学術情報管理課長)
 ・花田一郎(大日本印刷株式会社
               hontoビジネス本部 教育事業開発ユニット)
 ・星名信太郎(株式会社メディアドゥ 事業開発本部
          ライセンスビジネス部長 兼 OverDrive Japan推進室長)
■参加費:無料
■詳細:http://2014.libraryfair.jp/node/1985
■申込:https://www.prkcps.com/tosho2014/niigata
■プログラム:
 10:00~10:30 受付
 10:45~12:00 基調講演:京都府立総合資料館のデジタル化戦略
 12:00~12:40 協賛企業プレゼンテーション
 13:30~14:00 論点整理:図書館のデジタル化─その現状と課題
 14:00~15:15 パネル討論1:資料のアーカイビングとその活用
 15:45~17:00 パネル討論2:電子書籍サービスの展望と課題
 18:00~20:00 レセプション

ご登壇の方について少しご紹介を。

■福島幸宏氏(京都府立総合資料館):
E1461-京都府立総合資料館トークセッション「新資料館に期待する」|カレントアウェアネス-E No.242(2013年8月8日)
E1561-京都府立総合資料館による東寺百合文書のWEB公開とその反響|カレントアウェアネス-E No.259(2014年5月22日)

■山崎博樹氏(秋田県立図書館):
地域資料のデジタルアーカイブの現状-秋田県立図書館の事例から-公共図書館のこれからを考えるワークショップ 筑波大学(2013年2月22日開催)
1999公共図書館の情報化・サービスの高度化 公共図書館における資料の電子化サービス|財団法人高度映像情報センター(1999年)

■上村陽子氏、有本教子氏(新潟県立図書館):
新潟県立図書館/新潟県立文書館 越後佐渡デジタルライブラリー
越後佐渡デジタルライブラリー第2次事業|公益財団法人図書館振興財団 振興助成実績(平成23年度)
「越後佐渡デジタルライブラリー」がリニューアル、新潟県内図書館・博物館の資料等を追加公開|カレントアウェアネス-R(2012年3月14日)

■小坂昌氏(国立国会図書館):
図書館向けデジタル化資料送信サービスについて|国立国会図書館デジタルコレクション
E1540-図書館向けデジタル化資料送信サービス開始から1か月|カレントアウェアネス-E No.255(2014年3月6日)

原田健一氏(新潟大学):
新潟大学 人文社会・教育科学系(人文学部)「地域映像アーカイブ」
地域映像アーカイブ(人文学部研究プロジェクト短信 : 環東アジア地域研究)|人文科学研究 134(2014年3月)

他のサイトでもご紹介いただいています。

高校生のとき、ひたすら川端康成を読んでいた時期がありました。新潟県といえば『雪国』の舞台で、出かけるのがとても楽しみです。

さて、たくさんの方がいらしてくださいますように。