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第18回 #図書館総合展 のふりかえり

図書館 イベント

www.libraryfair.jp

もやもやしていたのだけれど、ふわっとでも言葉にできるところはしようと思って。
1日目と2日目に参加しました。

11/8(火)1日目

分野を超えた知の連携~IIIFとLinked Dataで進化するデータの利活用~ | 図書館総合展

後藤先生の。もつ、とはどういうことだろうとか可能性とか、所蔵機関の責任や公開ってどうなるんだろうとか。
大学では古くて貴重でなかなか見られないものが専門だったので、仕組みと基盤を変えることで研究の方法論が変化する、過渡期にいるんだなあと思うと背筋がぞわっとします。

研究者が図書館に求める支援とは ─Web of ScienceとEndNoteによる研究者支援 | 図書館総合展

結局シンプルなんだな、というのが感想。有賀先生の話を伺っていてランガナタンを思い出しました。
それよりなによりNIMSのライブラリアンさんのパワーを感じます。技術とかサービスだけではなく、研究者にここで講演をしてもらうという信頼や関係性に。

メタデータ☆ナイト | Peatix

濃かった。こわくて、@argさんにメッセージしたくらい濃かった。。もちろんとても勉強になりました。とってつけたようですがほんとです。
それぞれの業務をもちながら、より高次の事柄を考える・組み立てる・実現する、それもしたから。というのに圧倒されていました。
久しぶりにさくらWORKS<関内>に行けたのも嬉しかったです。

11/9(水)2日目

NACSIS-CAT/ILLと電子リソース:2020年の学術情報システム | 図書館総合展

ID……(遠い目)。5月くらいのNIIのフォーラムと比べて大きな進展は見受けられないような。2020年は通過点である、紙と電子とそれぞれのリソースを共同で適切に今に合うように管理を、というのが心に残りました。

リポジトリの未来を考える:オープンサイエンス時代の到来を迎えて | 図書館総合展

個々の報告は興味深く聞いたのですが、全体としては謎の残るようなまとめのわからない感覚があります。機関リポジトリの意義と役割の再評価というか、日本での位置づけは転換しつつあるのかな、と感じました。OPACや機関リポジトリについて自己評価していかなければならないのですが、この点でとても印象深いです。
事例報告のなかではOISTさんのお話をもう少し聞きたかったな、と思いました。

出展

「こんなにあります!あなたも使える専門図書館」でご紹介した専門図書館一覧(リンク集) | 図書館総合展

出展というほど大げさでもないのですが、所属機関も専門図書館紹介コーナーに参加させていただきました。
ステキな企画。普段はそれほど表に出てこない、いろいろな特徴をもつ専門図書館の存在を知ってもらい、いいところが伝われば、と思います。
フライヤーを置かせていただけるとのことで、デザインから始めて配達日指定できるギリギリに郵便局に駆け込み発送。職場に戻りながら、そういえば3年前はARGのフライヤーつくってたんだなあ、と懐かしくなったりしていました。

感想

今回は業務として出張させていただきました。研究機関の"図書館"業務担当者として、大学図書館や他の研究機関の動向を見るように、というのが出張のテーマ。国立大学図書館やNIIの方々が国としてどうすべきかを考えていらっしゃるのを拝見しながら、取り残されていくこわさみたいなものを感じたりしました。

という業務もありながら、随分不義理してしまった方々にお会いしたりお話したり、気遣っていただいたりして、とても元気をいただきました。全国にいろんな立場でいろんなことをしてらっしゃる方々がいて、やっぱり苦しかったり楽しかったりしながら何事かを続けているんだな、私はひとりじゃないんだな、と感じたり。ちょっとくたびれていた気持ちが励まされました。
ARGと図書館総合展運営委員会の皆様にお会いするとやっぱり帰ってきたな、横浜に来たなって気持ちになります。佐藤委員長ともお話できてよかったです(なんかまた心配していただいちゃった)。ARGブースはやっぱり安心できました。若手が2人もいて、うわあなんか違うはなやか! って思ったりもしましたがw もう少しお話できればよかったな。また関内に行かねば。

メタデータ☆ナイトの錚々たる出席者を眺めながら、図書館総合展に合わせて年に一度、いろんな人が横浜近辺で集まって(ワルプルギスの夜みたい…)旧交を温めたり議論したりそこから何か生まれたりしていくんだろうと想像していました。それってすごいこと。
そして、メタデータ☆ナイトが図書館総合展事務局後援というのも喜ばしく思っていました。参加者・出展者側の企画が持ち込まれていること、とても活発な会だったこと。酒宴や集会は多々あれど、事務局公認で常にオープンなのは大交流会くらいなのではないかな(違ったらすみません)と思います。この活発な図書館総合展の昼夜がもっと開かれていれば・可視化されればいいのに、と思ったりするのです。がんがん事務局に後援とっちゃえ! みたいな。
この気持ちは私が地域開催の企画担当だったからかもしれません。地域にスポットを当てて地域の人に出てもらいたい、フォーラムがきっかけで地域の図書館活動に注目されたら嬉しいな、という。だから、図書館総合展で発表してプレスリリースだとか、図書館総合展によせてイベント、会議、あれこれを聞くと個人的には嬉しくなります。


今回、色々な方にお目にかかれたのですが。衝撃の再会! だったのが、高校教員のときの生徒さんがポスターセッションのために参加していたことでした。私が国語総合教えてたあの子が司書課程に進んで、いま図書館総合展にいる、という驚きと嬉しさ。彼女は頑張り屋さんで元気のよい、とても好もしい生徒でした。だから余計に。私が彼女と過ごした時間は短くて何ができたわけでもなくて、それでも彼女の現在につながれたような気がしました。退職した罪悪感が消えることはないのだけれど、救われました。
ああよかったうれしい、と思えた瞬間でした。感謝しています。


図書館に関われるようになってから、図書館総合展は出展するためのイベントでした。今年は情報を得る・学ぶ立場での参加。いつか、伝える側にたちたいと思います。