2018年からCORROSION(NACE International)の販売方針が変更された。
購読年数によってアクセス可能な範囲が定められる。1年契約だとカレントのコンテンツにしかアクセスできない。2年契約すると1990年以降がアクセス可。
購読年 | 価格 | アクセス範囲 |
---|---|---|
1year | Online Only USD800, Print+Online USD1,140 | 12 Annual Issues |
2year | Online Only USD1,520, Print+Online USD2,165 | 12 Annual Issues, Historical Content to 1990 |
http://corrosionjournal.org/page/subscribe?code=nace-prem-site
購読機関への事前の通知はなかったと思う(見落としたかと震えて探した。みつからない。うちだけ…?)。
代理店さん曰く価格表やagreementへの記載もなかったとのこと。
現時点で確認できるウェブページは上記の記載となっている。
勤務先は通常どおり1年契約なので、継続購読していた分のバックファイルすらアクセスできなくなってしまった。post-cancellation accessどころではない。
契約開始時に最新号へのアクセスは確認していたのだけれど、過去分までは見ておらず。恥ずかしながら、アクセスエラーのクレームを受け、代理店さんに問合せをして発覚した。
バックファイルの販売方針も代理店さんを通じて照会しているのだけれど待てども回答未着、販売しても1989年以前なのではという予想をしている。こんなことする版元さんだからPrint購入が堅実なのかしらなどと逆行したことを相談したり。
2年契約だと3会計年度に亘るため調整が難しい。2019年の購読こまったなあと思っている。
発覚以来長いこと、なんでなん、なんでそんなことするん? あかんやん? て気持ちを抱えている。
CORROSIONを購読する機関は多くないのかもしれないけれど、購読している図書館さんがいらしたらどうなさるか尋ねてみたい。
2018/6/21追記
NDL所蔵あり。
ERDB-JPではヒットせず。
CiNii Booksで「継続中」となっているのは4館。
- 大阪大学附属図書館 理工学図書館:PrintとOnline(1945-)
- 九州大学附属図書館 伊都図書館:Print2016、OnlineはNACE(1945-)とProQuest(1996/12-)
- 大阪産業技術研究所 和泉センター図書室:1952-2006、継続していないかも
- 東京工業大学附属図書館:Print、Onlineはリンクリゾルバで確認できず
九州大学さんを見ると、大学はNACEからの購入でないって可能性もあるのかな、と。
国立国会図書館オンライン Corrosion 冊子体
国立国会図書館オンライン Corrosion オンライン
CiNii 雑誌 - Corrosion
2018/10/7追記
7月、異動の直前直後に契約や配分部署と2か年契約のお約束をどうにかとりつけた。
今は1年契約でも1945年~アクセス可能になっているよう。これも通知なし。ほんと、安心できない。
購読年 | 価格 | アクセス範囲 |
---|---|---|
1year | Online Only USD800, Print+Online USD1,140(U.S.), USD1,140(International) | 12 Annual Issues, Historical Content to 1945 |
2year | Online Only USD1,520, Print+Online USD1,900(U.S.), USD2,165(International) | 12 Annual Issues, Historical Content to 1990 |
http://corrosionjournal.org/page/subscribe?code=nace-prem-site