ふりかえって、おじぎを&年のはじめに思うこと(2018-19)

2018年は、長くもがいてきた事柄や通底しているテーマが解れることに一定の手応えを感じた、と思えた年だったように思います。目標と結果は:

  • 健やかに:改善しつつあるので、継続を
  • 今年こそ海外旅行……:9月に台北に旅行、夏のチャレンジでした。12月にアメリカに出張して国際会議でポスター発表しました
  • 知財の資格をとる:とっていません。夏に異動したので、今は業務に役立つように校正の通信教育を受講中。期間内に終えなくちゃ
  • 照準を絞る、したいことする:なんでこんなふわっとしたこと書いてるんだろ。自分は何がしたいのかわからない状態を脱したかったのですが、なかなか難しかったです。したいことを見つけられるように目標を変えるべき

という具合でした。

外部発表は書評1、ポスター発表1(後で書き物も)と少ないのだけれど、職場で勉強会を始め、課を超えたやり取りを多く持てたので割と満足感があります。
海外旅行は目標達成……というか、初夏にアメリカ出張が決まり、渡航経験がないことを知った先輩や上司たちから、何としても夏季休暇を使って海外旅行に行きなさいと言われていました。台北、いいところでした。思い切ってやってみるという経験がいくつかあって、まだ達成感を味わえるんだなあ、と希望を持てました。台湾に行ったとFacebookに投稿したら色々な方が反応してくださったのが嬉しかったな。アメリカ出張は、後押ししてくださった方々のおかげ。行かせてもらえてよかったです。
自分は場に適切な振る舞いをしているのか常に不安なせいで、国や言葉が違っても、コミュニケーションについての感覚は日本にいるのと変わりませんでした。へんなの。それとは別に、英語もっとできるようになりたいと思いました。
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学校に勤めていたせいなのか、会議で話さない人の表情が気になって水を向けたくなり、荷重負担や過小評価な人が気になり、バランスがとれていないようなら傾きに向かって動きたくなります。だってみんなが得意なことで力を出せた方がよりよく調和すると思うの、という幼くて傲慢な主張です。それは自分の選択なのだけれど辛い、というときもありました。新しい組織と人々、図書館という業界で、何者かになっていきたい、場所が欲しい、評価されたいという承認欲求に基づくものである一方、帰属意識を持つことが苦手なので、なんだかずっと孤独感があります(何言ってるんでしょうね)。ここ2-3年は、終わらない業務の傍らでそんなことをもやもやと抱えていました。
それががらりと変わることはないのですが、同僚や先輩を信頼し、私もたぶん応えているだろうと思う瞬間があったり、あなたを見ている・一緒に頑張りましょうといった趣旨の言葉をかけていただく機会があったりして、毎日がそれほど重くなくなってきました。視界や感じ方、欲しいものも少し変わってきました。こんなふうに変わること、変化に自覚的になることもあるのだな、と我ながら不思議な気持ちです。

2018年後半は、新しい方との出会いや従前のお知り合いとより親しくさせていただく機会がありました。今お話できてよかったー! と思うことも多く、感謝ばかりです。
そうやって出会った方から、ご本人は意識してらっしゃらずとも、教わるヒントや考え方を試していこうと思っていますし、試しています。影響を与えたり受けたり、人との相互作用みたいなものと変化を大切にしていきたいな、と。「けもなれ」は最後の3話だけ見たのですが、9話で晶が、日々の人との関わり・触れ合いの1つ1つを大切にしていけば、1人だけれど他者と生きている*1……というようなことを言っていて、そんな感じです。毎年夏には何か新しいことをすると決めているのですが、それとは別に、日常的に、何か新しいこと・違うこと・いいと思うことをして、変化を楽しみ、したいことを探していきたいと思っています。

2018年に買ってよかったのは、毎日が楽しく・楽になるもの、普段と違うもの。香水、ピアスを増やしたこと、洗髪をクレンジングクリームにしたらつやつやで手触りよくなったこと、毛先にパーマをかけたら気分が変わったこと、緑・黄色・ベージュやタイトスカートみたいに避けていたものを身につけたら意外としっくり心地よく褒めてもらえたこと、流行りにのって買い*2、続けているキューピーコーワゴールドα-プラスなど。毎春に新調してお守りみたいにつけている"今年のブレスレット"はいいことがあるようにすずらんモチーフの華奢なものにしました。大きな買い物をする元気はなくても、日々使うものが気に入っていると少し浮上できるかも、と思いました。
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今の感覚は地続きだと思うので、引き続き他者に寄り添って、コリコリとした自分を見直していきたいと思います。迷い揺らぐことを受け入れて、ああわたし揺れているなあと思って過ごせるようになりたい、とも。

  • 心身の健康
  • 音楽かお芝居かおいしいごはんのために出かける
  • 何か違うものを選ぶ
  • 英語!
  • 資格をとる(気の向くものならそれでいいってことにしよう)
  • データのあれこれをやり遂げる

というのが2019年の目標です。
周囲に、人のいてくださることのありがたさを思ってやっていきたいです。倦んだり驕ったり投げたりしたくなってもそうせずに、人と関わり合うことを大切にしていられるように。もっと笑えるように。
関わってくださってありがとうございました。改めてよろしくお願いいたします。

年のはじめに思うこと(2018年) - まだ書きさしの
2018年のはんぶん - まだ書きさしの
2018年のもうはんぶん - まだ書きさしの

*1:探した範囲でこんなセリフ:1人なのかな? 例えば今は2人、私と朱里さん。さっきは3人でビールを飲んだ。お母さんじゃないけどお母さんみたいな人と「また飲もう」って約束した。会社の同僚と仕事のことで一緒になって喜んで、女同士で1000回のハグ。この前は飲み友達の部屋で夜通しゲームして、朝のコーヒーを飲んだ。そういう1つ1つを大事にして行ったら生きていけるんじゃないかな。1人じゃない…んじゃないかな。

*2:ツイートしてくださったちくさんありがとう、と思っていたらご本人もブログに書いてらした。今年よかったもの(2018年)|竹林ミ來|note