見学に行くとき、気になること。

図書館など、施設に出かけるときに気になることがいくつかあります。最近たくさん見学させて戴く機会があったので、メモ。

  • 音。

パンプスを履くことが多いからかもしれませんが、床はこつこついうか。音を吸うのか拡散するのか。天井は高いのか低いのか。話し声が響くのか、協同学習スペースの防音はどうしているのか。BGMをかけているところだと、館内放送の音量はどのくらいになるのかな、と想像したり。職員さんが応対する声が小さいと利用者さんもひそひそ声になったりしますし、声の大きさによって館の雰囲気も変わるんじゃないかな、とか。

  • 細かいこと。

小姑のようなこと。たとえば、お手洗いは綺麗か[*1]。OPACのそばに荷物置きとメモがあるか。机のそばにゴミ箱はあるか[*2]。児童コーナーのぬいぐるみは洗濯しているのかな。床の材質によって、どうやってお掃除するのかなー、ということも。

  • リスクマネジメント。

というと大袈裟ですが。一番気になります。地震・事故が起きたとき、どこにどうやって避難するのか。私はいつでもどこでも迷子になれるので、書架にも館内地図があると嬉しいな、この建物だと奥に長いから誘導と避難指示が難しそうだな、と思ったり、避難用のサインはどこにあるのか探したり。
目の前の人が熱中症で倒れたら、事務室に氷とビニル袋とタオルを貰いに行って。人が倒れたときはAEDを探して。吐瀉物や血液はとっておいて。……考えることは尽きません。ものすごくネガティブなので、常日頃そういうこと[*3]を考えています。誰かと一緒に道を歩くときはしないけれど、ひとりで歩くときはシミュレーションしたりします。

話をそらしましたが。

そんな妄想をしながら、うろうろと館内を見たり聞いたりしています。
もうすこし広い視点でものを見たいな、と思います。

*1:小・中・高だと、お手洗いの荒れ具合で学校の荒れ具合がわかる、と教えて貰ったことがあります。大学や公共スペースだと、目配り・手をかけているか、なのかな。

*2:敢えて置かないところもあると思うのですが。そういうところで勉強すると、仕方ないから消しかすは持って帰ります。

*3:教員だった頃は、生徒への責任があるから想定しておく、というのが大きかったのですが。