文部科学省より2017年1月13日付で公表されました。
以下3点が概要として紹介されています。
1.民間企業との共同研究費受入額が初めて450億円を超える
2.民間企業からの受託研究費受入額3年連続で100億円を超える
3.特許権実施等収入額が初めて25億円を超える
まだざっとしか見ていないのですが、簡単に思ったことを。
共同研究、受託研究では件数・額ともにほぼ右肩あがり。
特許の出願件数は近年微減、保有件数は毎年伸び。収入額とランニングロイヤリティは増減しつつ上がり。
産学連携のルール整備、リスクマネジメントは進みつつあるけれどまだまだこれからといったかんじ。
大学発ベンチャー設立件数がここ2年で盛り返しているのが意外でした。
特許の出願件数が下がりつつ収入が伸びているということは、出願するものを精査して実施に結びつくものを選んでいるのだろう(当たり前ですが)と想像します。何を基準にして選択しているんだろうなあ、と。
「地域社会との産学連携」というランキングが興味深かったです。
こんなお知らせも出ています。
備忘のために。